ベトナム戦争博物館で感じたこと。
[旅日記]
6/8
朝7時発の飛行機で、ホーチミンへ。
ただいまホーチミン!!
1週間半ぶり~。
また前の職場の先輩宅にお邪魔して、、、
この日はサイゴン動植物園いってきた~。
身長で値段が変わるらしい。
そんなのアリですか!!!私には不利なルール😂笑
盆栽みたいなのもあるし
ミニサイズのガジュマルみたい。
象もいるし。
キリンもいるし
いや、顔が見えないから~
色んな動物がいっしょくたにされてたり。笑
もののけ姫のやつ!ヤックル!!
ケンカ中
手叩くと中断。
動物紹介の看板はあるのに、動物いなかったり
結構ゆるーーい感じだったけど、結構面白かった(笑)
6/9
この日は、戦争博物館へ行ってきた。
ちょうど一人の時間ができて。
色んな人に「戦争博物館は見た方がいい」と言われたのを思い出して~。
入口には早速、戦闘車やらがお出迎え。
3階の1番の部屋からスタート。
INDEPENDENCE OR DEATH
独立か死か。
第二次世界大戦と朝鮮戦争とベトナム戦争を比較したパネル。
動員された軍人の数や、死亡者数は
世界で起こっただけあって、第二次世界大戦が最多だけど、
爆弾の数、そしてかけられた費用はダントツにベトナム戦争が多い。
2階の部屋の一部は、日本人カメラマンの方の写真が多く紹介してあって。(名前忘れちゃった←)
だから日本語でも説明があった。
3階は全部英語での説明で、途中から読むの疲れちゃったから、
日本語ありがたすぎて。出来たら全部につけてほしい。笑
有名な写真
『左足と左腕を失った子』
母親はカメラを持った私に撮影しなさいと赤ちゃんにかけてあった毛布をめくりとった。村を襲った米軍の暴力を世間に告発したいという母親の怒り、悲しみからだった。
この説明を読んで、胸が苦しくなった。
同じ民族同士が、他国の事情に巻き込まれて傷付け合う。
韓国からのツアー客もいて、
ああそうかぁ、韓国も同じだもんなぁ、
同じ民族同士で戦って、まだ戦争は終わってないんだなぁ。
っていうのを感じて鳥肌が立った。
見ていても、訪れているのは欧米人が多い。そして韓国のツアー客。
逆に日本人はあまり見かけない。
他の観光地ではもっとたくさん見かけるのに。
ポーランドのアウシュビッツも、日本のツアーでも入れてない所が多いらしく。
何故かというと、行くのを嫌がる参加者が多いかららしい。
日本はそういう負の部分が嫌いで、
目を覆いたくなるようなものは隠してしまう。
死んでいる軍人、爆弾で全身大火傷の市民、
ホルマリン漬けされた奇形児の写真。
こんなものも、日本だったら展示されないんだろうなぁ。
でも、私はこれを見たから「戦争は無駄なことだ。なんて愚かなことを何年も続けたのだろうか」って物凄く感じた。
目を覆わずに、しっかり見て歴史の負の部分も知ることが
とっても大事なことだと、この旅を通じて感じたことのひとつ。
最後の売店ブースでは、枯れ葉材の影響で
障害をもって生まれてきた人が働いていた。
足と手指が不自由な女性、
極端に短足で手指も上手く使えない男性。
目が無い男性。
年はわたしと同じくらい。
おそらく母親や父親が枯れ葉材を浴びたのだろう。
まだ完全には終わってないんだなぁって。
直前に地球の歩き方の後ろに載ってる
ベトナムの歴史を読んでみたんだけど。
フランスやアメリカ、中国、そして日本etc…
長年色んな国に翻弄されてきてて。
このベトナムの戦争でも、国益のために国民が傷ついたんだなっていうのを物凄く感じて、悲しくなった。
帰りに街を歩いてて、終戦はそんなに昔の話じゃないはずなのに、近くには綺麗で広い公園があって、そこを突き抜ける道路は綺麗に整備されている。
ベトナムの力強さを感じたし、
5年後とかに来たら、街の姿も大きく変わってるんだろうなぁって思うほど。
ベトナムに来る機会があれば、是非寄ってほしいなぁと思う。。
他の観光地同様、入場料も年々上がってるし。笑
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